血行を良くするストレッチ・運動・マッサージ!ふくらはぎがカギになる!?


血行を良くするのにストレッチやマッサージ、運動などを希望する人は多いです。
血行を良くしたい人は身体全体の血行を良くしたいと考える人もいれば、肩こりが酷いので肩甲骨周辺の血行を良くしたい、足にむくみがあるので足の血行を良くしたいと思う人もいます。

 

 

また、美容の面からもくすみが目立つので顔の血行を良くしたい、さらに男性の場合は抜け毛や薄毛が気になるので頭皮の血行を良くしたいと思う人もいるでしょう。
この場合、それぞれの箇所を刺激すれば一時的に血行は良くなります。しかし、大きな改善には至りません。

 

 

 

 

体内の血液はすべてが繋がって流れています。
部分的に刺激をしてもその部分の血行が一時的に良くなるだけで、継続性はありません。

 

 

 

大切な事は身体全体の血行促進のカギとなる部位を刺激する事です。
いずれの箇所も刺激してあげる部分は足の「ふくらはぎ」が有効です。血行促進の運動やストレッチ、マッサージなどで刺激する場所は「ふくらはぎ」がポイントになります。
@「ふくらはぎの刺激」+A「実際に血行不良と思われる部位の刺激」の両方の刺激を実施する事で高い改善効果が期待出来ます。

 

 

 

チェック!血行促進の為のベストな刺激場所「ふくらはぎ」
下半身の血行を良くしたい場合 ふくらはぎを刺激する
肩甲骨周辺の血行を良くしたい場合 @ふくらはぎを刺激する>A肩もみ・マッサージ
顔の血行を良くしたい @ふくらはぎを刺激する>A顔ローリングor顔マッサージ
首の血行を良くしたい @ふくらはぎを刺激する>A首をゆっくり回すストレッチ
頭皮の血行を良くしたい @ふくらはぎを刺激する>Aシャンプー時の頭皮マッサージ

 

 

 

 

 

なぜ足のふくらはぎを刺激すると身体全体の血行促進になるのか!?


ふくらはぎの筋肉は身体全体の筋肉と比較してもとても大きい筋肉です。
大きな筋肉を動かす事はダイエットにも有効とされていますが、それ以上にふくらはぎの筋肉は血行促進の為の筋肉とも言われ、「第二の心臓」とも呼ばれます。

 

 

 

血行不良に陥っている場合は、痛みや症状などが生じている箇所だけが、血行不良なわけではありません。
血液が部分的にドロドロで、ある部分はサラサラという血液は存在しません。

 

 

 

 

つまり、症状がたまたま出ている箇所がその部分であって、どこの部位でも血液の流れが悪い状態になります。身体全体が血行不良の状態にあるのです。
その為、部分的に症状が出ている箇所をマッサージやストレッチ、運動などをしても一時的な効果でしかありません。

 

 

 

 

そこで、身体全体の血流を良くするのが「ふくらはぎの筋肉」なのです。
ふくらはぎは血流が滞りやすい箇所の下半身の血流を上半身に戻す働きがあります。

 

 

ふくらはぎは第二の心臓・下半身の心臓!


上半身は心臓が血液を追い出しているなら下半身の血液を追い出す働きをしているのが「ふくらはぎの筋肉」なのです。
これが「第二の心臓」、又は「下半身の心臓」と呼ばれる所以になります。

 

 

 

上半身へ血流を戻す力が強くなれば、今まで血流量が足りずに症状を起こしていた肩や首、頭皮などへも血流量が増加して改善する事が期待出来ます。
当然、下半身もより血流量が増加して、血行不良による症状も改善させていきます。

 

 

具体的な血行促進の為のストレッチ・運動・マッサージの紹介!


上記の通り、血行促進をしたい場合は第二の心臓である「ふくらはぎ」を刺激する事が重要だと言う事が分かったと思います。
以下はストレッチ、運動、マッサージのそれぞれの血行促進方法です。

 

 

血行促進ストレッチ

血行促進の為のストレッチなら「ヒール・レイズ」と呼ばれる足のかかと上げストレッチが効果的です。

 

 

ヒール・レイズストレッチ

@手にはダンベルなどの重りを持ちながら、立ちます。
Aゆっくりと深呼吸しながらかかとを上げてつま先立ちをします。
B10秒程度つま先立ち状態を維持します。
Cゆっくりとかかとを地面に戻します。

 

この動作を繰り返して毎日10分程度実践するとふくらはぎの筋肉が鍛えられて上半身に戻す血流量が増え、血行が促進されます。

 

 

 

血行促進運動

血行を促進する為のふくらはぎを使う運動の代表はウォーキングです。
気軽に出来るので実践しやすいのではないでしょうか。

 

 

また、日常で階段を上る機会があるならばエレベーターなどには乗らずに階段を使う生活をしていきましょう。
階段の上り下りも非常にふくらはぎの筋肉を使うので血行促進に効果的ですね!

 

チェック!血行促進運動
ウォーキング 毎日20分以上
水中歩行 毎日15分以上
踏み台昇降 毎日10分以上
山登り・登山 月1回程度
階段上り下り 毎日3分以上

 

ポイントとしては足を出来るだけ大きく上げて歩幅をいつもより広めにとる事がよりふくらはぎの筋肉を使うコツですね!

 

 

血行促進マッサージ

外科医の石川洋一先生が考案したマッサージ方法です。
血流の悪さから点滴が身体中に循環しない患者さんのふくらはぎが共通して冷たい事を発見して、ふくらはぎマッサージをしたら改善出来た事がこのマッサージ方法を考案するきっかけになりました。

 

 

 

石川流ふくらはぎマッサージ

@下半身に溜まった血液を上半身の心臓に戻す意識で実践する
Aアキレス腱から膝(ひざ)に向けて指で押すようにマッサージしていく。
B腹式呼吸をしてその呼吸に合わせるように指で押す事がポイント。

 

この動作を1日10分程度実践します。

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